欧米の鋸と日本の鋸の歯がまるっきり正反対に付いているのをご存知でしょうか?
それは欧米の鋸が押して切るのに対して日本の鋸は引いて切ることに起因しています。
何故そのようになったのでしょうか?欧米の人たちは腹中側の筋肉、主に胸筋を縮めて腕を押し出す方がやりやすいと
考えたからです。
それに対し日本人はそれとは逆に背中の筋肉、主に僧帽筋を縮めて引っ張り鋸を使うからなのです。
つまり欧米人は身体前方の筋肉、胸筋や腹筋を使うことを得意として日本人は僧帽筋などの背筋を使うことを得意とし
ているからなのです。
そのため一般的に欧米人の男性の胸筋が隆々として腹筋が割れていますし、女性は胸が発達して大きいことで納得され
ると思います。
実は、欧米人の胸筋使い、日本人の僧帽筋使いに、手の指が大いに関係しています。簡単に言ってしまえば親指側の指
は人体の表側、つまり胸筋、腹筋に繋がり連動しているのです。
これに対し小指側の筋肉は僧帽筋などの背筋に繋がり連動しているのです。
いいえ、順番が逆なのです!?
小指の筋肉が働くことによって背筋が働き、親指の筋肉が働くことによって腹側の筋肉がよく働くのだといえます。
あなたは親指派?小指派?どちらですか?
あるいは、どちらも使える器用派ですか?
実はTPOに応じてどちらも自在に使えるほうが良いのです。
手を伸ばす動作、運動の時は親指を親指手首側に折るように使い、引っ張りの動作、運動の時は徐々に小指を小指手首
側に折っていくように使われると力の出方とスピードが大きくなります。
また、長時間の動作にも耐えやすく、疲労感の違い、痛み、凝りなどの違いを実感されることでしょう。
えっ!!バストを大きくしたいですって!?
分かりました、お教えしましょう!!
親指をしっかり立てて肘を90度に折った状態から立った親指が鎖骨、肩につくようにしてください。
そして、ちょっと力を入れて両手の曲げ伸ばしを50回ほど息を吐きながら行うとよいでしょう。
散歩、通勤途中、仕事の合間などなど…ちょっとした空き時間に簡単に出来ると思います。
是非、お試しください。
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